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▽断熱材▽
2020.02.28
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※今週も地域社会貢献活動の一環として、社員で周辺の清掃をしています!
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さて、本日は弊社の仕様で採用しております「断熱材」をご紹介(^O^)/
そもそも「断熱材」とは何なのか、みなさんご存じでしょうか?
家を建てる機会などがないとなかなかご存じの方がいらっしゃらないのではないでしょうか。
「断熱材」とは、熱の遮断や保温のために用いる材料で、熱絶縁材とも呼ばれます。
室内と室外の熱移動を少なくして、外気が室内に伝わらないようにするためのものです。
熱伝導率の低い素材を隙間なく埋めることで住宅の気密性を保つことができ、
室内外の温度差から生じる結露を防ぐ役割もあります。
また、断熱材の材質は主に「繊維系断熱材」と「発泡系断熱材」という種類に分かれます。
繊維系は細かな繊維の隙間に空気を閉じ込めて断熱性を確保しており、
一方の発泡系は細かな気泡の中に空気を閉じ込めて断熱性を確保しています。
そもそも素材自体が違うのですが、それぞれの「熱伝導率」というものが違ってきます。
「熱伝導率」とは、熱の伝わりやすさを数値にしたもので、単位はw/m・Kで表示されます。
数値が小さい程、熱が伝わりにくい断熱性能の高い素材になり、
住宅に使われる断熱材は、熱伝導率が0.1 w/m・Kより小さいものを使用します。
この「熱伝導率」によって、断熱材の種類それぞれで必要な厚みが変わってくるのです。
角建の仕様では「発砲系断熱材」である、
「建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種3 アクアフォーム」という断熱材を採用しております。
「アクアフォーム」は温室効果の大きいフロンガスを使わず、
水を使った化学反応で発生する炭酸ガスを発泡剤として使用した断熱材で、人と地球にやさしい素材でできています。
無数の超微細気泡の中に多量の空気を含んでいるため、他の断熱材に比べて優れた断熱性能を発揮します。
また、柔軟性に富んだアクアフォームは連続気泡構造なので、
一般的な独立気泡構造と比較すると 吸音性に優れているという利点もあります。
このように、一概に「断熱材」とは言っても素材や種類によってその性能は様々です。
この機会に「断熱材」の性能にも注目してみてはいかがでしょうか(^^)/