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お家ができるまで④
2018.02.15
こんにちわ!
今回はお家ができるまでの工程のうち、前回から引き続きまして、
【地盤調査・改良】の【改良】を取り上げていきたいと思います。
地盤改良は、お家を建てる際にすべての物件が必ずしもするという工程ではありません。
前回ご紹介した地盤調査により、軟弱な地盤であると判断された場合は
建物を安全に支えるために、地盤改良という工事が必要になります。
地盤改良工事にもいくつか種類があり、ここでは主となる
「表層改良工法」・「柱状改良工法」の2種類について少しご紹介したいと思います。
✳表層改良工法
表層改良工法は、セメントで地面の表面を固める地盤改良工事です。
セメント系固化材の粉末を散布し、施工機械によって土を混ぜ合わせた後、
転圧・締固めを行い地盤の強度を高めます。
主に、地盤の軟弱層が浅い場合に用いられる工法です。
↑掘削
↑固化材散布
↑転圧
✳柱状改良工法
柱状改良工法は、円柱状に改良した地盤である改良柱体を地盤内に築造し、
地盤を安定させ建物を支える工法です。
地中に直径50㎝程度の穴をあけ、セメント系固化材と水を混ぜて地盤内に注入し、
土と混ぜ固めて円柱状の固い地盤を築きます。
こちらは、地盤の軟弱層が深く続く場合、表層改良工法が難しい際に用いることができます。
↑掘削
↑固化材混合
↑杭頭部
このように、「お家を建てる」工程はお家が建つ土地の地中からはじまっています。
地盤の調査や改良などは、お家が完成すると目に見えない部分ですので、関心が薄くなりがちですが、
地盤沈下による家の傾きや壁のひび割れなどの対策につながるとても大切な工程なのです。
さて、次回は【基礎工事】をご紹介していきます。
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