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表面派探査法について
2017.10.20
角建のブログをご覧の皆様、こんにちは!!
今回は、表面派探査の現場に同行させて頂いた様子をお伝えしたいと思います!!
お家を建てる前に一番重要な土台となる部分・・・みなさん、気になりますよね(`・ω・´)
そもそも・・・表面派探査法とは何か?
☆「表面波探査法」とは・・・物理探査の一種です!
地盤に人がわずかに感じ取れる程度の小さな地震を起振機で人工的に発生させ、地面の中を伝わる表面波(レイリー波)の速さを二つの検出器が計測を行い、コンピューターにその計測値を収集して解析を行います。
- 表面波探査法では、結果がすべて数値で得られます。
- 調査員の経験や判断に加えて、個人差のない客観的なデータが得られます。
- 調査する場所は建物配置の4隅と中央の5箇所を測定します。
-①深度10まで確実で高精度な調査ができる
礫やガラが混入している地盤でも、深度10メートルまで地耐力(地盤支持力+沈下量)が調査できます。
また、地盤を傷めない非破壊方式なので、地盤改良後の確認検査にも最適です。
②安全安価な基礎設計ができる
地盤状況を高い精度で把握できるため、的確な補強工事が可能となり、施主様に安全で安価な基礎設計を提案できるようになります。無駄な出費や地盤沈下の心配がないため、施主様も安心してお過ごしいただけます。
③法律にのっとった調査
2000年度国土交通省告示第1347号で、建物の基礎の選定には沈下量を考慮することが定められました。つまり、住宅建築の際の地盤調査は、地盤支持力だけでなく沈下量を含む地盤調査を行うことが、法律上要求されているのです。
その点、表面波探査法では、地盤支持力しかわからないSS式試験とは違い、地盤支持力と沈下量の両方を調査することができます。国土交通省の告示をクリアできる、法律にのっとった調査法です。
測定した表面波の伝播状況と速度を調べることで地層境界が解析され、地層ごとの支持力や沈下量が推定されます。これらを並べて地層構成を予測することで面的な解析が可能となり、不同沈下の可能性を極限まで予測できるようになりました。
そのため、不要な地盤改良や杭工事がなくても、十分安全という判断が可能となるのですね。
これらの技術は、(財)先端建設技術センターの技術審査証明も受けています。
土地の中心部分と四隅の5点をチェックするのですが、ちょうど現場に到着した時に、起振機が「タンタンタン・・・」と上下に動いて地中に振動を送っているところでした(`・ω・´)
初めて見る光景でしたが、起振機の頑張っている姿・リズミカルな動きを動画ではなく、写真でしかお伝えできないのが残念です・・・!
河川が近いところなどは特に気になる地盤・・・他にも違う探査法がありますが今回はここまで!!
*角建では*
すでに土地を持っているが建築をどこの工務店に任せようか迷っている・・・
家を建てたいが、希望に合った土地が見つからない、
家の建て替えを考えているが、どういう手順ですすめればいいかわからない
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